【オススメ転職情報】看護師が転職するためのポイント

転職のすすめ
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ER Nurse
ER Nurse

本日は看護師で転職をするならどのようなことに視点を向けると良いか、転職した経験を活かしポイントをお伝えします。

  • 職場を変えようか悩んでいる
  • ステップアップしたい
  • 落ち着いた場所で働きたい
  • 給料が良い病院で働きたい

仕事をする上で一度は頭を過ぎる転職ですが、転職は試験もあるし環境も変わるし面倒だからと転職したい気持ちを胸に秘め仕事をする看護師も少なくないと思います。

転職といえば新しい環境で心機一転働けるという良いところもある反面、どんな場所なのか分からないデメリットも多くあります。

特に新型コロナウイルスの関係で病院説明会も実施できない状況で、実際に行ってみたら想像と違っていたなんてことを考えると踏み切れない所もあるでしょう。

今回は実際に転職した実体験をもとに調べたことや試験の概要などをお伝えしたいと思います。

地方→都会、または都会→地方への転職を考えてる方はこちらも参考にしてみてください↓

病院の選び方

新しい病院を選ぶ上で病院の規模福利厚生その他に大まかに分けて考えてみました。

病院の規模

  • 病床数
  • 診療科
  • 得意な診療科/特色
  • ドクターカー/ドクターヘリの有無

福利厚生

  • 給料/夜勤手当て/ボーナス
  • 勤務形態
  • 休みの数

その他

  • 地域/環境
  • 試験内容
ER<br>Nurse
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Nurse

今回の転職では認定看護師の数はあまり考慮しませんでした。

専門看護師や認定看護師がいる病院は看護の質が高いと思われがちですが、看護の質と資格取得看護師の数はあまり関係ないです。

認定看護師などを含む資格取得は病院よりも個人のモチベーションに左右され、認定看護師の数と看護水準の高さはイコールで結ばれないことが多いです。

看護の質は医療水準に比例することが多いので転職する上で参考にするのであれば、行っている医療や医師のレベル、救急車の受け入れ数などを調べてみると良いです。

試験内容

コロナ下における試験の特徴は面接や筆記試験、小論文までもがリモートで行う事です。

リモートでの試験方法や対策内容をそれぞれ紹介します。

面接対策(web面接)

面接はzoomを使っての試験で、画面越しに面接相手が見えるような形式でした。病院にもよると思いますが、受けた面接の殆どが面接官は2〜3人でした。

電波環境の確認を前日などに行い、当日時間になったら指定された部屋に入り面接を行っていきます。

面接対策と実際に聞かれた質問事項は以下の通りです。

面接対策(質問事項)

  • 自己紹介
  • 志望動機
  • 看護師を目指した理由
  • 自己PR
  • 退職理由
  • 長所・短所
  • 看護観
  • 印象に残った事柄
  • 当院でやりたいこと
  • 将来のビジョン
  • インシデント経験
  • 希望する配属先と理由
  • 休日の過ごし方・現在の看護師がかかえる課題
  • 辛かったこと
  • 質問事項

実際に聞かれた質問事項

  • 志望理由
  • 看護師を目指した理由
  • 持っている資格
  • どんな先輩になりたいか
  • 希望している場所に配属にならなかった場合のこと

実際にweb面接を経験した感想

  • リモートの方が圧迫感は少なくリラックスして臨むことができる
  • 自宅でできるので準備が容易
  • web面接になると電波や音量で聞き取りにくかったり、悪い印象を与えてしまうこともある
  • はっきりゆっくり話し、ある程度声量も必要

個人的には遠方の試験も行いやすく、リラックスして行えたためweb面接の方が良かったです。

SPI対策

SPI(Synthetic Personality Inventory)とは適性検査の一つで病院の試験内容に組み込まれていることが良くあります。

SPIはWebでの試験も行なっているのが特徴の一つです。

コロナの関係で集団での試験が困難となっている中、Webでの試験が行えるSPIはより主流となってきています。

問題内容としては文章題や2字熟語などの国語の問題と数などを問う数学の問題が出題されました。

実際に解いてみた感想として制限時間が予想以上に短く直感や消去法で解いた問題も多かったです。

また、制限時間と残りの問題数を考えながら解くのに時間がかかる問題は省きました。

どのような形式の問題が出たか、一例として紹介します。

問題内容(例題)

SPI対策のアプリなどもあるので、対策してみると良いです。SPIによって正誤で解くものではなく記述式のものもあるので注意が必要です。

ER Nurse
ER Nurse

病院の意向にもよりますが、正答数だけでなく、正答率なども重要視することもあります。ゆっくりであっても、より確実に正答できる方が臨床での医療事故が起こりにくいという考え方です。

小論文

小論文もコロナが影響してリモートで行いました。小論文の方法は以下の通りです。

  • 事前に用紙と郵送用の封筒が配布
  • 当日パスワードで小論文用のミーティングルームに参加
  • テーマ発表し小論文開始
  • 試験中は用紙を常に見えるようにする
  • 試験終了後にそのまま小論文を撮影
  • メールで撮影した写真を添付して送信
  • 小論文を当日中に転職先に郵送

受けてみた感想として手順の複雑さや試験終了後に写真を添付してメールする必要があること、当日中に郵送する手間などを考えると現地での試験の方が個人的には行いやすかったです。

まとめ

新型コロナウイルスが猛威を振るい中々転職先を探すにも見学に行けない状況が続いていますが、現在は多くの病院がWebでも病院説明会を開催しています。

実際に全ての病棟を見学はできませんが、事前に質問事項のアンケートを取りスムーズに質疑応答を進められるような計らいや、病院の特色を勤務している看護師が発表してくれるなどWebならではの特徴を活かした説明会を行っています。

また、Web説明会になったことで遠方の試験会場には赴く必要がなくなったので受けやすくはなりました。

今の職場に何か想いがある方は自宅でできるリモート試験を利用して、この機に転職を考えてみるのも一つの手だと思います。

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